トランペット時々パチンコ

「勝つのは100人に1人だ」と人は言う。その通りかもしれない。
だが、そんなことが私の知ったことだろうか。

病気だと思う。

人と一緒の皿で食べることや、人の食べものをもらうという行為が苦手だと昨日の日記で書いたが、これは当然今に始まったことではなく、子供の頃からである。


多分病気なのだろう。


例えば、部活の合宿時などで差し入れられたおにぎり。
友達のお母さんが握ったおにぎりなど。



無理である。



でも、普通に惣菜屋などで売ってるおにぎりは大丈夫なのである。



親戚のおばさんの家に遊びに行かされようもんなら地獄である。
夕食にカレーなんか出てきたら、内心泣きながら無理やり食べていた。



これが大人になると治るのかというと、少しは緩和されるものの基本は治らない。


我々世代が「新人類」と呼ばれた社会人になりたての若かった頃。


会社の先輩が、「今日昼から出かける用事ができちゃったんで、これ食べてくれよ」と先輩の奥さんが作った弁当を差し出してきたが、丁重にお断りした。


弁当の中身はどうでもいい。
例えどんなに美味しそうであっても無理だ。


先輩や上司の家に行くのも絶対お断りだった。


遊びに行って買ってきた惣菜ばかり出てくるならいいが、そんな家は殆どない。
奥さんの手料理が出て来るに決まっている。


無理である。



今54歳。


誰かと飲みに行って、俺が食べてるものを、
誰か「あ、それ美味そうだね。ちょっと頂戴!」
俺「ダメだよ!食べたきゃ頼めばいいじゃん。」


というのが基本姿勢。
これは性別問わずなのである。


ふいをつかれて食べられた時は、
「あ、それもういいや。全部あげる」


多分、こいつはよっぽどのケチ、あるいは心の狭い人間だと思われてることだろう(笑)



この世が食糧危機に陥ったら、誰よりも真っ先に俺は餓死するだろう。



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